現地の人の生活も見てほしくて、地域に密着したスーパー、モールに連れて行きました。
トラブル回避を考えると連れていかない方が無難、そして引率する私たちにとって圧倒的に楽でもあります、でも私は絶対連れて行きたい、見せておきたい、と思っていました。
フィリピンの光と影。
スクールバスを降りるとストリートチルドレンがどこからともなく寄ってきます。物を売る子、物を乞う子、私たちをじっと見つめます。
小学生組は、自分たちと同じ年かそれより小さい子がこんな生活をしていることにひどくショックを受け、帰りのバスで黙り込んでいました。
今の自分がどんなに恵まれているか、
日本がどんなに豊かか、出された食事をありがたく食べてるか、物を大切してるか、感謝を忘れてないか、そんな話しをしました。
ずっと考えこんで黙ってる子もいれば、「俺たち幸せだよなぁ」と呟く子、「なにができるんだろう、どうしたらいいんだろう」と問いかける子もいました。
私が感じてほしいことをちゃんと感じてくれました。
物価の違いを感じながらのショッピングツアー、無事に終わりました。
貧しいながらも活気にあふれ、
たくさんの人が笑顔で生きている国、フィリピン。
6倍に拡大される予定の空港、急ピッチで進むホテル開発、セブの今後の発展は間違いないわけで、この光と影がどのように変化していくかも見ていきたいと思います。